「器官」の版間の差分
(ページの作成:「生物を構成して特定の機能をはたらかせている部分。個体>器官>組織>細胞 組織の集合体 == 心臓 == 血液を循環させる働き…」) |
|||
29行目: | 29行目: | ||
左心室(さしんしつ)…左手側の下部にある大きめの心室。正面から見て右下。左心房の次の部屋。酸素を多くふくむ動脈血を、'''動脈'''に送り、'''体循環'''をさせるはたらきをする。 | 左心室(さしんしつ)…左手側の下部にある大きめの心室。正面から見て右下。左心房の次の部屋。酸素を多くふくむ動脈血を、'''動脈'''に送り、'''体循環'''をさせるはたらきをする。 | ||
− | (全身){{#widget:Tweet | + | (全身) |
+ | |||
+ | <nowiki><br></nowiki> | ||
+ | |||
+ | {{#widget:Tweet | ||
|id=1322452321830227968 | |id=1322452321830227968 | ||
− | |||
− | |||
}} | }} | ||
+ | |||
+ | {{#widget:YouTube|id=YRuxt8G31KA}} | ||
== 肺 == | == 肺 == | ||
43行目: | 47行目: | ||
気管…口と肺をつなぐ管。枝分かれしてからは'''気管支'''とよばれる。 | 気管…口と肺をつなぐ管。枝分かれしてからは'''気管支'''とよばれる。 | ||
− | 肺胞…気管支の先のいくつかの袋。数億個ある。毛細血管に囲われておりここで血液中の気体の交換をする。{{#widget:YouTube|id=VCym-8rUp3s}}{{#widget:YouTube|id=h_SToF2bwws}} | + | 肺胞…気管支の先のいくつかの袋。数億個ある。毛細血管に囲われておりここで血液中の気体の交換をする。 |
+ | |||
+ | <nowiki><br></nowiki> | ||
+ | |||
+ | {{#widget:YouTube|id=VCym-8rUp3s}}{{#widget:YouTube|id=h_SToF2bwws}} | ||
+ | |||
== 肝臓 == | == 肝臓 == | ||
+ | 体の化学工場。沈黙の臓器。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ・ブドウ糖を一部グリコーゲンとして貯蔵。 | ||
+ | |||
+ | ・アミノ酸を一部タンパク質に変える。 | ||
+ | |||
+ | ・脂質を分解するはたらきをする胆汁の生成(胆のうで貯蔵、十二指腸で分泌) | ||
+ | |||
+ | ・アンモニアを尿素に変える。 | ||
+ | |||
+ | ・有害物質を無害に変える(アルコールの分解など){{#widget:Tweet | ||
+ | |id=1587827888069685249 | ||
+ | }} | ||
== 胃 == | == 胃 == | ||
+ | 消化系。消化管の一部。 | ||
+ | |||
+ | 胃液を分泌する。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | 胃液…消化酵素ペプシンを持ち、タンパク質を分解する。 | ||
+ | |||
== 膵臓 == | == 膵臓 == | ||
− | + | すいぞう。消化管ではないが、消化に大きな役割をもつ。 | |
+ | |||
+ | 膵液(すいえき)を分泌する。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | 膵液…アミラーゼ、トリプシン、リパーゼなど複数の消化酵素を含む | ||
== 小腸 == | == 小腸 == | ||
+ | 消化管の一部。主に消化・吸収する場所。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | 柔毛…小腸にある表面積を広げるためのひだ。養分を効率よく吸収できる。 | ||
+ | |||
+ | 毛細血管…ブドウ糖とアミノ酸が吸収されるところ。全身の細胞へ送られる。 | ||
+ | |||
+ | リンパ管…脂肪が「脂肪酸とモノグリセリド」になって柔毛で吸収された後、再び脂肪となって流れるところ。 | ||
== 大腸 == | == 大腸 == | ||
+ | 消化管の一部。主に水分量を調節する場所。 | ||
+ | |||
+ | 肛門につながり、吸収されなかったものが'''便'''として排泄される。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | はたらきすぎると便秘(硬いやつ)になるし、 | ||
+ | |||
+ | はたらかないと下痢(ゆるいやつ)になる。 | ||
+ | |||
== 腎臓 == | == 腎臓 == | ||
+ | じんぞう。血液中の不要な物質を尿としてこし出すところ。(フィルターのようなもの) | ||
+ | |||
+ | 細胞で使われたアミノ酸は有害なアンモニアとなるが、肝臓で無害な尿素となる。 | ||
+ | |||
+ | 無害となった尿素は腎臓で取り出され、尿として排泄される。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | 輸尿管…腎臓から膀胱までの管 | ||
+ | |||
+ | ぼうこう…尿をためるところ | ||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | [[カテゴリ:生物]] | ||
+ | [[カテゴリ:まとめ]] |
2022年11月11日 (金) 12:52時点における最新版
生物を構成して特定の機能をはたらかせている部分。個体>器官>組織>細胞
組織の集合体
心臓
血液を循環させる働きを持つ。
4つの部屋に分かれている。
心房…上部にある小さい部屋。血液が心臓に戻ってくる場所。静脈とつながる。
心室…下部にある大きめの部屋。心房とつながっており、血液を送り出すはたらきをする。動脈とつながる。
(全身)
右心房(うしんぼう)…右手側の上部にある小さめの部屋。正面から見て左上。全身を回った血液が静脈を通って戻ってくる部屋。二酸化炭素を多くふくむ静脈血が流れる。
右心室(うしんしつ)…右手側の下部にある大きめの心室。正面から見て左下。右心房の次の部屋。二酸化炭素を多くふくむ静脈血を、肺動脈に送り、肺循環をさせるはたらきをする。
(肺動脈)
(肺)
(肺静脈)
左心房(さしんぼう)…左手側の上部にある小さめの部屋。正面から見て右上。肺を通った血液が肺静脈を通って戻ってくる部屋。酸素を多くふくむ動脈血が流れる。
左心室(さしんしつ)…左手側の下部にある大きめの心室。正面から見て右下。左心房の次の部屋。酸素を多くふくむ動脈血を、動脈に送り、体循環をさせるはたらきをする。
(全身)
<br>
肺
呼吸のはたらきをする器官。
心臓を包んでおり、血液から二酸化炭素を減らし、酸素を補給する。(呼吸)
気管…口と肺をつなぐ管。枝分かれしてからは気管支とよばれる。
肺胞…気管支の先のいくつかの袋。数億個ある。毛細血管に囲われておりここで血液中の気体の交換をする。
<br>
肝臓
体の化学工場。沈黙の臓器。
・ブドウ糖を一部グリコーゲンとして貯蔵。
・アミノ酸を一部タンパク質に変える。
・脂質を分解するはたらきをする胆汁の生成(胆のうで貯蔵、十二指腸で分泌)
・アンモニアを尿素に変える。
・有害物質を無害に変える(アルコールの分解など)
胃
消化系。消化管の一部。
胃液を分泌する。
胃液…消化酵素ペプシンを持ち、タンパク質を分解する。
膵臓
すいぞう。消化管ではないが、消化に大きな役割をもつ。
膵液(すいえき)を分泌する。
膵液…アミラーゼ、トリプシン、リパーゼなど複数の消化酵素を含む
小腸
消化管の一部。主に消化・吸収する場所。
柔毛…小腸にある表面積を広げるためのひだ。養分を効率よく吸収できる。
毛細血管…ブドウ糖とアミノ酸が吸収されるところ。全身の細胞へ送られる。
リンパ管…脂肪が「脂肪酸とモノグリセリド」になって柔毛で吸収された後、再び脂肪となって流れるところ。
大腸
消化管の一部。主に水分量を調節する場所。
肛門につながり、吸収されなかったものが便として排泄される。
はたらきすぎると便秘(硬いやつ)になるし、
はたらかないと下痢(ゆるいやつ)になる。
腎臓
じんぞう。血液中の不要な物質を尿としてこし出すところ。(フィルターのようなもの)
細胞で使われたアミノ酸は有害なアンモニアとなるが、肝臓で無害な尿素となる。
無害となった尿素は腎臓で取り出され、尿として排泄される。
輸尿管…腎臓から膀胱までの管
ぼうこう…尿をためるところ